サラリーマンがメガソーラー購入を目指す日記

高圧、特高の保守に必要な電験2種を持ってるサラリーマンがメガソーラー購入運営を目指します。


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太陽光発電所感電の注意

ソルブレです。

先ほどYahooのトップニュースを見ていたらこんな記事が載っていました。

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経済産業省は「太陽光発電設備に近づかないで!」と呼びかけている

 西日本豪雨災害で水没したり破損したりした太陽光パネルや送電設備に触れると感電する恐れがあるとして、経済産業省が「むやみに近づかないよう十分注意を」と呼びかけている。水没、破損しても光があたれば発電が可能なことがあるため、破損箇所に触れると感電の恐れがあるという。
 感電事故を防ぐため、経済産業省は、次のような注意喚起をしている。
 太陽光パネルや送電設備が浸水している時には近づかない。
 漂流・漂着している太陽光パネルに復旧作業で触れる場合は、素手を避けてゴム手袋や長靴で対策をする。
 壊れた太陽光パネルはブルーシートで覆って遮断するか、地面に向けて感電防止に努める。
 水が引いた後も湿気で発火する可能性があるため注意する。
 経済産業省ホームページ(http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2018/07/300709.html)はこちら。

出典:朝日新聞

 

というような内容で少なからず今回の災害で太陽光発電設備が被災しているとも思われます。

太陽光発電も色々な種類がありますが、お家の屋根に載ってる住宅用の物から、野立太陽光発電と呼ばれる売電目的の太陽光発電所があります。

ここで太陽光発電設備がなぜ危険かというと太陽光発電設備のパネルは光があれば水没していようが、電線が切り離されていようが常に発電されています。

私が昔太陽光発電の工事をされた方に聞いた話だとモジュールの接続は活線作業、つまり電圧がかかった状態で作業していると聞きました。今ではもっと安全な施工の仕方があるのかもしれませんが・・もし今時活線作業なんて危ないやり方しないよという専門業者さんいらっしゃいましたら是非是非ご連絡下さい。個人的に教えてほしいです。

話を戻しますが漏電の話だけを聞くとなんでそんな危ない設備使ってるんだ!?と太陽光発電に批判的な考え方もみえるかもしれませんが、これはあくまでも災害時に起こる話で有り、平常時は漏電遮断機で安全に保護されています。特に規模の大きい太陽光発電設備だと高圧設備が発電所内にありますが、こちらも地絡継電器と過電流継電器という設備で高圧の感電災害が無いように保護されています。

地絡(漏電)が電力会社の系統まで波及して起きる事故を波及事故といいますが、これを起こすと賠償などの社会的な責任をかなり負うことになりますので、しっかりした施工店、保守会社に依頼しておいた方が安心かと思います。

私は太陽光発電所持ったら自分でメンテナンスするつもりですがw

 


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